Good evening, Takeです!
最近は留学関連の記事を中心にアップしてきましたが、自分が一番好きな旅記事も引き続き更新していきたいと思います。
前回の記事をまだ読んでいない方は、そちらの記事を先に読んで頂けると話の流れが分かって良いかと思います!
これまでの旅を振り返ると、前回のその2ではリノのホテルからブラックロック砂漠の拠点となるモーテルに着いたところまでを紹介しました。今回のその3は、ついにブラックロック砂漠で人工衛星の実験を行った時の経験を書いて行こうと思います。ロケットと砂漠好きの方は必見です!笑
それでは、Let’s get started!!
砂漠の朝はめちゃくちゃ早い!
私たちが砂漠に行く目的は、小型の人工衛星をロケットで打ち上げて実験することにあります。そのために、ロケットを打ち上げられる程、広大な砂漠のような場所が必要になります。
また、なぜか知らんけど砂漠は午後になると風が強くなるため、朝早くに行って実験を行う必要があります。そのため、毎日眠い目を擦って車に乗って砂漠に行っていました。
太陽が出る前の砂漠は激さむ!

だんだんと太陽が昇ってきます。ちょっと神秘的!

砂漠の朝焼けはすごくきれいです!でも、さむいw


砂漠での行動開始!
やっと太陽が昇り、明るくなってきました。行動開始です。

ここに泊まっているトラックやキャンピングカーは、ロケットを飛ばしてくださるロケットマンの方たちのものです。

ここで一旦、朝食タイムです!
朝食はもちろんサンドウィッチですw砂漠で食べるとピクニックみたいで少しだけ美味しく感じます。

その後は、各大学の研究室や運営の拠点となるテントを設営します。


ちなみにこれが砂漠のトイレです!なかなかシュールですね。笑

真ん中にある台の上にロケットの発射ボタンがあります!

このブラックロック砂漠は、砂ではなく干からびた田んぼみたいな砂漠です。砂漠にも色々な種類があるんですね~


ちなみにこれが私たちの小型人工衛星です。真ん中に見えるのは生たまごで、ロケットの打ち上げや着陸時の衝撃にも耐えられる機構の実験を行いました。

ロケットの打ち上げ準備
この方たちが、私たちの人工衛星を上空高くまで打ち上げてくれるロケットマンのメンバーです。開会式を行っています。

開会式が終わったら人工衛星のレギュレーション(重さや大きさの確認)などを行います。

その後は、人工衛星をロケットにセットします。
私たちの人工衛星を載せてくれるロケットマンの方と簡単に挨拶を済ませて、準備開始!よろしくお願いします。


ロケットは先っぽを取ると下のように筒になっているのでここに衛星をセットします。

銀色に見えるものが、私たちの生たまご衛星です。サイズはぴったしですね!!

最後に先っぽをはめて出来上がり!

ロケットに自分たちの名前を書かせてもらえます。なんかこう言うのいいですよねw

後は打上げ場まで、ロケットをよこっらよこっらと運びます。

発射台に着いたらセッティング!


そいやー!

設置完了!後は発射スイッチの銅線を付けたりして完成。

上手にできました!すらっとしててかっこいいね!!

ロケット打ち上げ!!!
打ち上げの際に、チームの代表が発射スイッチのところに行き、一言英語でスピーチをしてからイグニッションボ(発射)ボタンを押します!
私も1度経験したのですが、英語のスピーチは緊張しました。まあ誰も聞いてないんですけどねw

それでは、ロケット発射まで5秒前
5
4
3
2
1
0イグニッション!!!!!







いかがでしょうか?小さいロケットですが、なかなか本格的ですよね?
上空で私たちの人工衛星が放出され、パラシュートを開きながら地上に落下してきます。
私たちは地上からGPSを見ながら落下地点を予測し、車で人工衛星を回収しに行きます。

こんなところに私たちの人工衛星が!
あった!なんかパラシュートにくるまってるw

パラシュートの紐がねじねじに絡まっています。中の生たまごは無事なのか!?

もちろん!無事じゃありませんT_Tぴえんw

まあ、実験とは失敗の繰り返しなのでこんなもんです!笑
その時の一枚がこちら!失敗してもポジティブに楽しく過ごすことが大切です。(少しは反省してもいいのでは?笑)

こんな感じで人工衛星の基礎研究は日々行われています。もし、この記事を読んで興味のある高校生の方がいれば大学で航空宇宙工学を専攻してください。毎日、人工衛星の開発ができますよ!
他には飛行機型のミッションに参加しているチームもあったりします。

可愛いワンちゃんもいます。名前はパンプキンちゃんwかわえ~



以上、砂漠での実験はこんな感じです!
はい、今回はここまでにします。砂漠とロケットが多めの記事となりましたがいかがだったでしょうか?ちょっと旅行とは言えないかもしれませんが、記事を読んでお楽しみ頂けていたら幸いです。
この記事が良かったという方は、他の旅行記事も読んで頂けると執筆のモチベーションがすごく上がりますので、よろしくお願いいたします。
それでは、次の記事でお会いしましょう!See Ya!
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